| ホーチミンでお買い物 |
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コンチネンタルはドンコイ通りのすぐ横にあるのでベンタイン市場まではすぐだ。  相変わらずのスクーターの群れを見ながら歩いていると若いお姉ちゃんとおっさんのスクーターが事故った所に遭遇。 幸いたいした怪我もなかったが、お姉ちゃんのバイクがちょっと壊れてしまった。 お姉ちゃん偉い剣幕で｢あんたが悪いんでしょ！」って感じ怒っている。 これを見た通行人が集まってきておっさんを攻め立てはじめるが ふてぶてしい感じのおっさんも負けずにやり返し現場は大混乱。 そのうちお姉ちゃんが諦めて壊れたバイクで走り去り現場は一件落着。 まあどっちもどっちだと思うけど、こんな交通状況じゃやっぱり事故が起きても全然不思議じゃないよな。 そんなアクシデントもありつつベンタイン市場に到着。さあ、今日は買うぞ〜  でもその前に現金を何とかしないと持ち合わせがかなりさびしくなっていた。 ひーこさんのガイドブック情報によるとベンタイン市場の周りには両替屋が一杯あるらしい。 そこでExchangeの看板を頼りに店を探すとツアー会社がやっている銀行の窓口みたいな両替コーナーがあった。 それほど怪しくもなさそうだったのでここで１万円ほどを両替してもらう。  さあ、実弾も手に入ったところで市場に突入だ！  時刻はまだ４時前、この前と違ってたっぷり時間はあるし人も一杯で活気に溢れている。  まずはTシャツの店を攻めてみようと何店かまわってみるが、いつものバンコクのハッポン通りのイメージで値切ると みなさん｢それは無理」って感じであっさり断られてしまい食いついてきてくれない。 負けてくれるのは「サイゴン！」と書いてあったりベトナム国旗の星マークのデザインだったりの、 いかにもベトナム土産ってかんじでで日本に帰ったらパジャマにするしか無さそうなものばかり。  それでもなんとか２枚ほど手に入れたが満足度低いなあ。 ベトナム名物アオザイを作ってくれる店もあったがひーこさんは止めておいた。きっと正解（＾＾；  それじゃ次はバッグと言う事で、たいきに頼まれていたメッセンジャーバッグなどを探す。 こちらはなかなか交渉のし甲斐があり、アレとコレも買うからもっと負けて作戦が功を奏しかなり値切る事ができた。 満足のいく値段で満足のいく品を手に入れると幸せだ。やっぱ市場はこうでなくちゃ。  とりあえず買うものは買ったので市場から出ると喉が渇いてきた。 晩御飯にはまだ早いので、どこかで軽く一杯やれそうな店を探す。  あてもなく街中をクネクネ歩いて行くとこの前泊まっていたホテルに出た。 その一階が道路に面したオープンテラスのバーになっていたので入ることにする。 ここで冷えたドラフトビールを一杯。  う〜ん、うめ〜〜 やっぱ生ウメ〜〜、と一瞬にしてグラスのビールは消えていった。 ちょうどハッピーアワーもやっていたし、つまみのナッツもいっぱい残っていたので 調子に乗ってもう一杯飲んだのだが、お会計をしてみるとやっぱりホテルのビールはそこそこ高かった、カードが使えて良かったよ。 バーを出る頃には当たりも薄暗くなリ、イルミネーションが輝きだす。  ここからは涼むのをかねてショッピングセンターめぐり。 まずはこの前のホテルの部屋から見えていた高島屋の入っているサイゴンセンターに行ってみる。  市場と違って小奇麗だし呼び込みもいないので安心して見ていられるけど、あんまり買いたいものはないな。  次に行ったのがその並びにあるサイゴンスクエア。  中には小さなショップがいっぱい入っていて綺麗なベンタイン市場って感じ。 品物を見てみると結構安いし種類も豊富だ。  日本に帰って着れるがなんかないかなあ、と思いながら服屋を見ていたら一人のおばあちゃんがやってきて 「何を探してるの？」と声をかけてきた。さては呼び込みかと思ったが、ダウンジャケットが欲しいんだ、と言うと 付いて来なさいといって店の奥のほうへどんどん入って行き、ある店の前で足を止めた。どうやらここがおばあちゃんの店らしい。 でも気に入ったのは見つからない。するとじゃあこっちへ来な、とよその店に案内される。 その店は若い女の子がやっていて確かに欲しかったダウン系が揃っていた。 とおばあちゃん、じゃあね、と言って帰っていってしまった。基本いい人なんだなあ。 さてそのダウン、お値段は１００００円ほど。ちょっと高いねえ。と言うとお店の女の子がなれない感じで 「８０００円でいいです」と言ってきた。おおっここも値切れるんだ。 となると楽しい値切りタイム、ああだこうだといいつつ最終価格５０００円を提示すると無理だという。 やっぱ半額は駄目なのか？でもホイアンの時は半額でいけたよなあ・・・ じゃあしょうがない。残念だけど今回は諦めることにするよ、と言うとあっさり納得する女の子。 ここの人たちはあまり商売っ気ないのかね？ そんな感じで買い物を楽しみ外に出るともう真っ暗。 ドンコイ通りまで戻ってくると、この日も通りの突き当たりにある市人民委員会庁舎が綺麗にライトアップされていた。  |