タビン到着

ラハダトゥから2時間弱、8割はダートの道を進みついにタビンワイルドライフリゾートに到着。
うーん、中々良いところじゃないか。
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車を降りると今回の専属ガイド、小太りで目がくりくりしたかわいい若者が出迎えてくれた。
彼の名はMohad。Sさんから「みんなモーさんって呼んでますよ」と教えてもらい
僕もモーさんと呼ぶ事にする。

まずはウエルカムドリンクをいただきながら見たい鳥や見れる可能性などを話し合った。
とにかく一番見たいのはズアオヤイロチョウなんだけどどうかな?と聞くと
トライしてみよう、との事。ハイドで餌付けってわけじゃないから鉄板ってわけにはいかないよな。

それじゃ一休みしたらウォーキングに行こうと約束をして、一旦部屋に向かうことに。

食堂とカフェエリアがあるレセプションからは川沿いに木道が伸びている。
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川にはよくアオムネカワセミが来るとの事。いいねえ
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タビンには川沿いの「RiverRodge」と斜面に建つ「Hill Rodge」の2種類がある。
うちらの部屋は「Hill Rodge」のほう。前評判ではかなり階段を登らなくてはならないと言われていたのだが果たしてどれだけの苦行だろうか、とドキドキしながら部屋番号を見ていくと・・・あった!中々の高所だぞ〜
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幸い大荷物はスタッフが運んでくれるとの事なのでカメラリュックだけ背負って登っていくが
結構しんどい。これから毎日ここを登るのか。

しかし苦労しただけあって部屋の前からの見晴らしは中々すばらしい。
部屋の中はシンプルだが必要なものは冷蔵庫以外ほぼ揃っていた。
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ただ冷蔵庫がないのは痛いなあ、タイガーいっぱい持ってきちゃったのに・・・

カメラを組み立てて長靴を履き鳥撮り装備に換装したら、レセプションに行きモーさんと合流。
いよいよタビンでの鳥撮り開始だ!

まずはリゾートの周りを軽く歩いてバードウォッチングしてみる。

まず現れたのはプランテーションの上空を悠々と旋回しているカザノワシ
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続いてアカハシゴジュウカラが出てきてくれた。こいつは初めて見る顔だ。やった〜
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薮の中にいたのはシマムシクイチメドリ
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そのまま歩いて行くとちいさい橋に出る。

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川の上に張り出した木のうえにアジアヘビウが止まっている。

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一瞬コウハシショウビンが現れたがレンズを向ける間もなく飛び去った。


さらにモーさんが川岸の茂みの中に動く鳥影を発見。
取り回しのいいオリンパスのセットで葉っぱの隙間から覗いてみると、そこにいたのはムナジロムジチメドリだった。a0035279_22223042.jpg

クロアカヒロハシの巣もあったけれど主はおらず。ここでまずは撤収となった。

帰りは途中にある博物館みたいな建物で一休み。ここにはスマトラサイの剥製が置いてあった。
このスマトラサイ、マレーシア最後の1頭だったそうだが、ついこの間癌で死んでしまったらしい。
これでマレーシアのスマトラサイは絶滅したということだ。

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リゾートのすぐ手前まで戻って来るとガイドのモーさんが、「綺麗なのが居るよ」と道端の木の裏に案内してくれた。
そこにいたのは憧れのビワハゴロモ!こいつ見たかったんだ〜
と言う訳で最初のトレッキングの一番の収穫はこいつだったかも。

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