夕方ドライブはサイチョウ探し

午後の部のスタートする15:30には雨も上がり、午後の部のバードウォッチングスタート。
今回はピックアップトラックに乗って、ダートの道をサイチョウを探しに行くようだ。
車は貸切なので荷台にいるのは僕とひーことモーさんの3人だけ。
セットしてある椅子と椅子の隙間に三脚を立てて準備完了。
それでは出発!

宿の前の道をゆっくり進み、いつものセキュリティボックスの所まで来ると
アブラヤシのプランテーションの中にナンヨウショウビンが止まっていた。
昼にいたやつかな?ここらへんが縄張りなのだろう。
モーさんによるとナンヨウショウビンは生息環境がプランテーションに最適化されてきていて
ずいぶん増えているそうだ。別名プランテーションキングフィッシャーなんて言っていた。
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ここからはさっきの橋とは逆方向の左に向かう。
あたりを覗いながらゆっくり車を走らせて行くとまずはカンムリワシ登場。
あんまり珍しくないみたいでモーさんは「撮る?」と変な日本語で聞いてくるので
一応撮らせてもらった。
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その後すぐに1m半くらいのヒゲイノシシが道を横切った。
そしてその後ろから4匹のウリ坊が付いて行く。ただアップで見るとあんまりかわいくない(^^;
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道はプランテーションの周辺部に沿って走っているようで、右はアブラヤシ、左は天然っぽい森が続く。
そんなアブラヤシの根元に立っていた棒にシラガシキチョウが止まっていた。これはボルネオ固有種だ。
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さらに進むとブッポウソウが現れた。空抜けにならないように車の位置を調整してもらい撮影。
海外で見るといつもくすんだ感じのブッポウソウだが、今回は結構色が良く見えて綺麗だ。
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枯れ木の上に止まっていた大き目の鳥はミカドバト。モーさん曰く「バト」だそうで
あまりありがたい感じじゃないみたい。しかし誰が教えたんだろ(^^;

続いてまた普通種、カザリオウチュウも登場。
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そこからしばらく走ると道端に一本大きな木が立っていた。
ミドリカラスモドキがギャアギャア言いながら飛び回っていたが、
それに混じってオナガダルマインコの姿も見える。でも木の上のほうでちょっと遠いなあ。
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その直後、モーさんに緊張が走った。
何が居たの?と聞くとレーザーポインターでターゲットの位置を教えてくれた。
そこにいたのはクビワヒロハシ。
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ひーこはあんまり鳥には興味ないけどヒロハシ系は見たがっていたので良かった良かった。
モーさんも「ヒーコサンミタ?」と気を使ってくれる。

そしていよいよ本命サイチョウ登場。ムジサイチョウだ。
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やがて日が暮れてきた所でサイチョウも現れた。
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モーさんに「英語でRinocerous hornbillだけど、日本語だとhornbillだけで「サイ」チョウって言う意味なので
こいつはサイサイチョウだね」と言うと面白がって、この後こいつを見るたびに「サイサイチョウネ!」と言っていた。

このタビンには8種類のサイチョウが生息しているそうで、モーさんとしては今回そのコンプリートを目指すらしい。
明日はシロクロサイチョウ目指すんですか、そうですか。
実は僕、小鳥のほうが好きなんだけどな・・・

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