2019年4月25日－5月2日ボルネオ　ズアオヤイロチョウ探鳥記

夕方ドライブを終え、一度宿に戻ったら晩御飯。
これを逃したら後は食べるものがないのでいっぱいいただいておく。

晩御飯もブッフェ形式、この日は鶏のから揚げと淡水魚(多分）のカレー風炒め・
それに野菜炒め。スチームライスは欲張って塊の所を取るとベチャベチャなので要注意だ。

折角なのでタイガービールも1本だけ飲ませてもらう。ホントはもう良いってくらい飲みたいんだけど、まだこの後があるので我慢我慢。

途中気になって昼間の池を覗きに行ってみると、そこはさらにパワーアップしたカエル天国になっていた。

そこらじゅうの草にカエルが止まっている。

カエル大好きのひーこも呼んできてしばし鑑賞。ジャングルの良さをちょっと分かってくれたかな？

しかしこれだけ餌があったらセアカミツユビが来てもおかしくないかもな。
床にはゴツめのカメムシ、

あとウンカの仲間かな？中々綺麗なやつが落ちていた。

そして食後は再び車の荷台に乗ってナイトサファリに出発！

モーさん「ガマグチヨタカミタイ？」と言うので見たい見たい！というと
じゃあ頑張る！とニッコリ。ちょっと丸くて目がクリクリしているモーさん、
なんか小さいころのたいきに似ていて可愛いらしいのだ（＾＾）

車が動きだしてすぐ、まだリゾートの敷地内だってのに何か動物を見つけたモーさん。
サーチライトで照らす方を見ると、シベットが木の実を食べていた。

セキュリティーゲートまで来るとさっきと同じ左の道に進む。
サーチライトであたりを照らしながらゆっくりと車を進めていくと、
マレーウオミミズクの声！森の中をライトで照らすと・・・居た！

奥にもう一羽居るようで、そちらに向けて威嚇してるんだか
ディスプレイしているんだかわからないが、羽をぶわっと膨らませて結構活動的だ。

僕としてはこれでもう十分かな、って感じなのだが、夜間探索はさらに続く。

この後何箇所か、ガマグチヨタカのポイントで車を止めコールバックしてみるが声に反応はない。

そうやって1時間ほどダートを走ったが結局何も現れず、モーさんの表情が険しくなってきた。
と共に僕のお腹も怪しくなってきた。やべ～晩御飯食べすぎたか・・・

その後はひたすら辛いドライブ。一刻も早くリゾートに戻ってトイレに駆け込みたいのだが
仕事熱心なモーさんはちょっと走っては止まり、走っては止まりでゆっくりとガマグチヨタカを探しながら車を進めていく。
途中プランテーションの中をベンガルヤマネコが走って行ったが、こっちはそれ所じゃあない（ＴＴ）

そしてついに限界が・・・

車停めて～～！

と言うわけで何とか緊急事態は脱することができた。

こういうこともあろうかとサファリカーにはトイレットペーパーが積んであるのだ。
毒蛇にお尻をかまれなくて良かったよ。

これは今後モーさんとドライバーのマックス君とひーことの3人に「Big secret事件」として記憶されることになった（＾＾；

その後はみんなで和気藹々とおしゃべりしつつ、ちょっとだけガマグチヨタカも気ににしつつ、セキュリティーゲートの所まで無事帰還。

すると前方に他のグループのサファリカーが2台止まり、道路脇の藪を照らしていた。
何だろう？と僕らも近づくと、マレーヒメアオヒタキがまん丸になって眠っていた。こんな姿見たかったんだ～

上を見るとテナガザルが寝ていたのだが、ライトで起こしちゃったかな？

こうして初日ナイトドライブは無事？終了。
部屋に戻るとテラスででっかい葉っぱ虫？が出迎えてくれた。体調10ｃｍくらいあってちょっと気持ち悪い（＾＾；

さあ、明日は念願のズアオヤイロチョウ探し。果たして会えるかな？