| アオヒゲショウビンとの遭遇 |
| アオヒゲショウビンとの遭遇 |
|
午後のアオヒゲショウビン探しスタートだ。 幸いこの日は雨も降らず、午前中と同じ条件でアオヒゲショウビンを狙えるのではないかと期待していざ出発。 今朝と同じ道を通り奥地に分け入ってゆく。  そしてまず登場したのはカンムリアマツバメ。かなり遠かったので
どこにいるか判らず、モーさんのレーザーポインターを頼りに何とか確認できた。
コシラヒゲじゃないカンムリアマツバメは初めてだ。  よく見るとそこらへんをプンプンと飛び回っていたのでオリでトビモノチャレンジ。でも曇り空の空抜けじゃどうににもならないなあ。
 次にでてきたのはおなじみウォーレスクマタカ。でも心はアオヒゲショウビン、気が急くぞ（＾＾；
 そんな気持ちを知ってか知らずかクロサイチョウのお爺さんもでてきてくれた。
 そしてさらにムネアカハチクイが出るというポイントで気配を覗うことしばし。
しかし現れないようなのでとっととアオヒゲポイントへ急ぎましょうよ、モーさん〜 そんなはやる気持ちいっぱいで到着したアオヒゲポイント。おお〜まだ鳴いてるぞ〜！ と言うわけでコールバック＆捜索開始。 でも距離感的には朝とそんなに変わんないんだよな。ほんとに見られるところに出て来てくらるのかねえ。 でも昨日のズアオヤイロチョウの件もあるんだからモーさんを信じないと！ しかしそれから1時間、全く状況に変化なし。 こりゃ駄目かねえ。と諦め気分が僕を支配し始めた。 そんな時アカハシゴジュウカラが目の前に下りてきてくれた。  初日よりしっかり撮れたし、まあ最悪これだけでも良いっていや良いかな。
なんて思っていると、アオヒゲショウビンを探していたモーさんの背中に緊張が走った！ 道路際の木の中を覗き込むと僕を手招きしてるじゃないか！ もしかしてアオヒゲショウビン！？ でも声はもっと遠くから聞こえてるよなあ。じゃあなにがいるんだろ？ 半信半疑ながらそーっとモーさんの横に移動。 モーさん、レーザーポインターで森の一角を指し示した。 葉っぱに囲まれトンネル状になったその先に目をやると・・・ おおっ！いるじゃん！ そっとカメラを掴みレンズを向けると、奇跡的に一発でファインダーの中にアオヒゲショウビンの姿が浮び上がった！ 興奮を抑え、ブレない様に慎重にシャッターを切り続け・・・ やった〜！アオヒゲショウビンゲット！  そして10秒くらいが経っただろうか。アオヒゲショウビンは音もなく森の中に飛び去った。
いや〜本当に出てきてくれるとは。幸せじゃ〜〜 モーさんもほんとよく見つけてくれたよ。モーさんすごい！えらい！ こうして1日かけて捜し求めたアオヒゲショウビンにも会うことが出来た。 アオヒゲショウビンはこれが二回目なのだが、前回はＫＮＣの名ガイド、故Mr.Yotinに薮の中につれて行かれ、 三脚をここに置け！と言われ、カメラのファインダーに入れてもらい、肉眼じゃどこだか良く分からないかなり遠くのやつに対して シャッターを切っただけ、だったのでイマイチ撮った感が乏しかったのだ。 しかし今回は視認して自分でファインダーに入れ、さらにかなりの近距離で撮影できたので撮った感もいっぱいで大満足。 しつこいようだけどモーさん本当にありがとう〜〜〜 興奮冷めやらぬなか、視界の端に飛び込んできた鳥の影。 そのあたりを見てみるとクロエリヒタキが営巣中だった。  と、後半になって急に充実してくれた午後の鳥撮り、晴れて目標も達成できたので
軽やかな気分で宿に戻る事にした。帰りがけの駄賃に道路を歩くオオトカゲ、  そしてちょっと遠かったが今回7種類目のサイチョウ、シワコブサイチョウも見ることが出来、大満足の午後ドライブとなった。
 宿に戻る頃には日も暮れてきた。
 さあ、今日も恐怖のナイトドライブが待っている。
お腹痛くなったらたならないのでここは節制しとかなきゃ、と思いつつ、アオヒゲショウビンに会えたのを祝して ついついカフェスペースで乾杯してしまった。  う〜ん、うんめ〜〜。一仕事の後の一杯はなおさらですなあ
美味いモンはしょうがない！後はなるようになれ〜ってやつだ（＾＾； 日々スケジュールに追われて忘れていたが、ここも今晩が最後だ。 なんとも良いところだったなあ。  |