タビンでの最後の鳥撮りミッションを終えてリゾートに戻ると午前11時くらいだった。
この後片付けをしてシャワーを浴び、ここを出発するのは午後1時半。まだ2時間ちょっと時間がある。
まずはカフェエリアに行き100plusで一服しつつ一休み。
ホッとしつつもあたりの生き物を探していると、おおっ、トラフタテハが飛んできた!
めちゃくちゃ綺麗な色してるなあ・・・今まで何度か見ているがこんな鮮やかな色のやつは初めてだ。
これで蝶撮り熱が再燃してしまい一度機材を部屋に置きに行ってからオリンパスセットだけ持って最後の蝶探しに出動。
まずはリゾートを流れる川の河原に下りてみた。
ここを飛び回っていたのは綺麗なカワトンボ。
後ろの翅のメタリックブルーが綺麗だったのでプロキャプチャーで飛ぶところを狙ってみたが、まだまだ修行が足りないな(^^;
その後、いつものルートを歩いていくと、今日もトンボが産卵中。
メスは地味だが、オスは赤い上にコバルトブルーの顔で中々きれい。
ただ今日は蝶はあまりいないみたい。唯一見れたのがとってもかっこいい蛾。何かの紋章みたいだ。
その代わり鳥は色々出てきてくれた。
まずはセキュリティーゲートの手前でアカハシゴジュウカラ。
すごく珍しいのかと思っていたけどなんだかんだで毎日見たな。
セキュリティーゲートの先まで行って見ると、道路をイタチのような動物が横切った。
なんだか凶暴そうな顔に見えたけれど尻尾がフサフサしている。オオリスかな?
ここから引き返し、リゾート前の道へ入ってすぐクリムネバンケンモドキが現れた!
いつも木の中をモニョモニョと動き回り抜けた所に出てきてくれない鳥っていうイメージだったが
今回は全身をはっきりと見せてくれた。尾羽の裏の模様が綺麗だ。
そういえばここらへんは初日のナイトドライブの帰り、マレーヒメアオヒタキが寝てたところだなあ
なんて思いつつ薮の中をチェックしていると、黒っぽい鳥が動いているのが目に留まった。
なんかヒタキっぽい動きだぞ。逆光でよく色が分からなかったのだが、ファインダーに入れてみるとまさにマレーヒメアオヒタキ!
喉が青いからオスのようだ。何とか背景を入れて証拠写真ゲット!
よく見るともう一羽それらしき小鳥がいる。
警戒されないようにじっとしていると、近くまでやってきてくれした。
こちらもマレーヒメアオヒタキ、喉が青くないのでメスだ。カップルなのかな?
しかしマレーヒメアオヒタキってのはメスも綺麗な色してるんだなあ。
日本のヒタキと比べると意外な感じだ。
ともあれ最後に青い鳥が見れてなんだか得した気分
。
さあ、そろそろ部屋に戻って片付けをしなくては。
しかし中々思うとおりに行かないのが人生?
部屋に向かう途中で、同じオリンパス使いと言う事で仲良くなったドイツ人のアクセルさんに遭遇。
サンヨンを使ってみたいと言うのでアクセルさんの使っていたパナの100−400mmと交換し
テナガザルやカンムリワシ相手に試写会となってしまった。
確かに遠くの解像力はサンヨンの圧勝だな。
手振れ防止の段数も違うしね。
そんなこんなですっかり時間ぎりぎりになってしまい、大慌てで荷物を片付けてレセプションへ。
そして最後にモーさんと記念撮影。
ほんと4日間色々ありがとう!すっごく楽しかったよ!
こうしてタビンでの日々は終了。
ラハダトゥの空港に向かったのだった。
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